アンケートサイトの個人情報管理に問題はないの?
アンケートモニターの最初のステップはモニター登録です。
その際、ある程度の個人情報の入力が必要になります。
様々な詐欺が横行しているご時世ですし、個人情報の提供には慎重を期したいところです。ましてやネット上ともなると、更に抵抗感は増しますよね。
個人情報が洩れると、どういったことが考えられるでしょうか。
- 迷惑メールが届く
- 身に覚えのない会社から営業のTELが掛かってくる
- 身に覚えのない会社から広告物が届く
実際にこんなことが起こったとしたら、不快極まりないですよね。
だからこそ、個人情報の管理体制が整ったサイトを選択することが重要になります。
モニター登録することによる「個人情報の漏洩」には以下の原因が考えられます。
- アンケートサイト運営会社から流出
- データ通信中の盗難
そのため、この2つの原因を防ぐことが必要なんですが、この対策が行われているかどうかを判断する指標として以下の項目が使えます。
【個人情報漏洩への対策】
- プライバシーマーク
- SSL/TLS暗号化通信
- プライバシーポリシー遵守の宣言
プライバシーマークの取得が、「100%の安全」を保障するわけではないですが、個人情報の管理体制に問題がないことを示す一つの指標となります。
このプライバシーマークは第三者機関の審査を得て初めて取得でき、定期的な審査に合格しないと剥奪されます。その意味で十分に信用に値します。
取得している会社はサイト内に必ずマークを掲載しているので、登録前に確認しましょう。
第三者によるデータの盗み取り対策として有効で、個人情報をデータ通信するサイトでは必須です。
サイトのURLで簡単に確認可能で、暗号化通信を採用しているサイトは、「http」ではなく、「https」で始まります。
サイト内でプライバシーポリシー遵守が宣言されていることも重要です。
これを宣言することによって、企業には責任が生まれ、何らかの問題があった時は、その対応と責任が問われることになります。
これに関してもサイト内に明記されています。
これら3つのポイントを確認することで、個人情報の対策を行っているかどうか確認できます。
全てのポイントを満たしているサイトにのみ登録しましょう!
また、万が一の迷惑メール対策として、「フリーのメールアドレスで登録する」といったこともやっておいて損はありません。
アンケートサイト側から見た個人情報の重要性!
アンケートサイト運営会社というのも「営利企業」なので、売上・利益を確保しなければ、会社を存続できません。
その売上・利益の確保のために欠かせないのが「モニター」と「取引企業」です。
モニターがいなければ、企業からの調査依頼に応えることができません。企業も必要なデータを得ることができない会社に調査依頼することはありません。
結局、このアンケートモニターの仕組みというのは「三者の信頼関係」によって成り立っており、その信頼を失う行為は会社の存続に関わります。
実際、「あのサイトに登録したら、迷惑メールが来た」なんて噂が広がるだけで致命傷です。
もし大規模な流出でもしようものなら、「信頼を失う → モニター離れ → 企業からの依頼減 → 売上減少 → 赤字→ 倒産」となります。
つまり、アンケートサイト運営会社にとって「モニター」は利益を支える重要な財産であり、その財産であるモニターの個人情報を守ることは企業にとって至上命題なんですね。
この観点からも、個人情報が厳重に扱われていることが推測できます。